WP#25 - グリーン・グリッドによるデータセンター関連のエネルギー政策調査(フランス、ドイツ、オランダ、イギリス)

19 October, 2009 | White Paper

編集者: VICTOR SMITH / DELL 調査: シービー・リチャードエリス社(イギリス) 寄稿者: DANIEL VAN DER PERRE / APC LEE GAJIC / EMERSON AHCENE LATRECHE / BULL ERIC BOONSTRA / LEASWEB/EVO SWITCH JIM HEARNDEN / DELL ANNETTE HOXTELL / STRATO


近年、気候変動と燃料安全保障の問題は大きな政策課題となっており、欧州連合(EU)と国家レベルの 双方を対象とする包括的な政策の枠組みの策定へと発展しました。データセンター産業の成長とそれに伴 う電力使用量の増加によって、今後、特に製品設計と建築物関連のサービスでさらなるエネルギー効率 の改善を求められることが見込まれます。 以下は、データセンターに影響する主な政策の一部です。 •イギリスでは、炭素削減義務(CRC)によって2010 年4 月より新たなCO2 市場が創出されることが 予測され、データセンター業界は財務面で最大級のリスクに直面する可能性がある •製品と建築物に関するEU 指令は、温室効果ガスの削減、効率的なエネルギー利用、エネルギー効 率ラベルの使用を推進している •データセンターを新築または改装する際に適用されるエネルギー性能の建築基準は、今後ますます 厳密になる