WP#50 - 稼働温湿度条件範囲拡大に伴うデータセンター効率とIT機器の信頼性

23 October, 2012 | White Paper

Steve Strutt, IBM

本ペーパーは、機器メーカーが設定を拡大したサポート温湿度制限値の範囲内で環境条件の管理を緩和することにより、多くのデータセンターが全体の運用コストの削減を実現できると結論づけています。最新の履歴データによると、より高温での短時間稼働の影響を緩和する適切な環境管理体制をデータセンターに導入することによって、ITの信頼性やサービスの可用性を大きく損なうことなく、コスト削減を実現できます。さらに、近年業界内でIT機器の効率が改善していることを考慮すると、ベンダーが保証する範囲内の高い温度で稼働させても、システムの信頼性全体に対する影響はほとんど、あるいはまったくないと考えられます。また、新たに台頭している一部のITソリューションは、サーバ空冷ファンの消費電力をほとんどまたはまったく増加させずに、より高温で動作できるように設計されています。企業が動作条件範囲をどのように拡大していくかは、設備調達のライフサイクルや機器選定の意思決定によって影響を受ける可能性があります。