2016年度日本支部メンバー総会:パフォーマンス・インディケータの活用方法

20 December, 2016 | プレゼンテーション

講演者:
マーク・シーモア
Mark Seymour
グリーン・グリッド技術委員会
Future Facilities Ltd. 最高技術責任者

30年以上にわたり解析ならびに実測業務、そして25年以上建物のHVAC業務に従事。2003年末にFuture Facilitiesを共同出資し、現在は同社CTOを務める。Future Facilitiesはデータセンタの気流・冷却能力の観点から設計・運用計画にもたらす影響に焦点を置いたCFDエンジニアリングシミュレーションサービスならびにデータセンタ向けエンジニアリングシミュレーションソフトウェア「6SigmaDCX」を提供している。同氏はSociety for the Environmentの会員であると同時に、筆頭著者としてPIのホワイトペーパーを執筆。また、ASHRAE TC 9.9の活動メンバーであり、米国科学財団 (NSF) のES2リサーチプロジェクトにおいて業界諮問委員会の議長を務める。


講演概要:
IT機器の省エネ状況を考慮したデータセンタのエネルギー効率を表す指標としてPUE(TM)が用いられている。例えば、データホール内の温度設定を上げ、空調設備の消費電力を削減し、PUEを向上させた場合、データセンタの潜在的能力をフル活用できるだろうか。この疑問に応えるため、TGG (The Green Grid) がデータセンタ業界の専門家と一緒に策定したのが、データセンタの冷却性能を表す新たな指標、パフォーマンスインディケータ (以下、PI)、である。PIは3つの評価基準で構成され、改善箇所の特定、設置前の事前検証、そして継続的な施設状況の管理をビジネスと技術の観点から、データセンタの性能を見える化することができる。
施設とIT機器の運用管理は、日々変動するビジネスと技術要件によって決定されるが、他の業界同様にエネルギー消費に対する周囲からの圧力の高まりを受け、我々はより環境に優しく、コスト効率の高いデータセンタを構築していく必要がある。
本プレゼンテーションは、ビジネス需要に合わせたデータセンタ運用を確実に行うためのPI活用方法ならびに必要性について紹介する。


Topics: performane indicator