WP#69 - ライドスルー試験データの重要性

15 November, 2016 | White Paper

Editor: Doug McIlvoy, Ecova Contributors: Wayne Cook, Dell, Inc. Alan French, Emerson Network Power Don Goddard, NetApp, Inc. Brian Griffith, Intel Corporation Harry Handlin, GE Energy Connections Mike Model, GE Energy Connections Jim Spitaels, Schneider Electric SE Charlie Swiontek, Murata Power Solutions

「フリーパワークォリティ」の概念は、データセンターの性能向上とエネルギーコストの削減を両立させる手法として広まりつつあります。この手法では、運用上のニーズを確実に満たしながら、総所有コストの削減および/または効率の向上を実現するよう、データセンターの電源構成を独特な新しい形に変えることが提案されています。考え方としては、データセンターの電力システムにおける電力変換ステージの数を減らしつつ、性能と信頼性を保つことです。

グリーン・グリッドは、情報通信技術(ICT)およびデータセンター資源の効率向上に世界規模で取り組んでいるコンソーシアムです。2015年、グリーン・グリッドはホワイトペーパー#63、フリーパワークォリティを刊行しました。このホワイトペーパーは、使用可能な電力を利用して、データセンターの電源構成における電力変換ステージの数を最少にし、必要な信頼性を保ちながら効率を最大化することの実現可能性について、詳しく検証しています。

グリーン・グリッドは、フリーパワークォリティに影響するもう1つの基準である、システム機器内部電源のライドスルー(運転継続)性能について、業界規模で調査することを決定しました。ライドスルー性能および電源瞬断後の回復には、特に大きな性能の違いがあります。本ホワイトペーパーでは、スタンドアロン型サーバ内部電源に関する各種のライドスルー試験で得られたデータを示します。さらに、このデータの重要性について説明し、データの収集とフリーパワークォリティ計画に及ぼす影響への対処について、推奨事項を示します。