第9回 グリーン・グリッド・フォーラムを開催

31 May, 2017

~ 今年のテーマは“多様化を支えるデータセンター最前線”IoT、Fog、Cloud、HPC、Greenなど、多様化するコンピューティングを支えるデータセンターでの省エネ化・効率化に向けた数々の取り組みを紹介 ~

ICT全般のエネルギー効率化に取り組む世界規模の組織であるグリーン・グリッドの日本支部は、年次イベントとして9回目の開催となるグリーン・グリッド・フォーラムを7月13日(木)に日本科学未来館(江東区青海)で開催します。同フォーラムは、データセンター等、ICT全般のエネルギー効率の改善を目指すグリーンIT関係者を対象とし、本日より、専用サイトで参加登録を受け付けます。
モバイル・クラウド時代を迎えた今、クラウドとエッジの両方で技術革新が進み、ビッグデータを活用したIoTやAIソリューションの導入が加速しています。また、これらのソリューションを支える新しい概念となるフォグ・コンピューティングが注目を集めるなど、モバイル・クラウドの要となるデータセンターを取り巻く環境も近年、大きく変化し、その省エネ化にも新しい取り組みが求められています。今年は、グリーン・グリッド日本支部発足10年目の節目を迎えることもあり、従来の枠にとらわれず、IoT、Fog、HPC、Greenなど多様なコンピューティングを支えるデータセンターの視点で省エネ化・効率化に向けた数々の取り組みを紹介します。
当日は、グリーン・グリッド代表のロジャー・ティプレイによる開幕講演「IT分野におけるサステナビリティの実現と課題」に続いて、東京工業大学 学術国際情報センター 教授 兼 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 特定フェロー 松岡 聡 氏をゲストに迎え「130 AI-ペタフロップスを目指す先進AIインフラABCIにおける超高密度なラック当たり60KWのクラウドIDC実装」の特別講演を予定しています。
加えて、「FPGA利用によるデータセンターの電力削減効果について」「フォグ・コンピューティングが及ぼすインパクトとは」の講演や、今回のフォーラム・テーマである「多様化を支えるデータセンター最前線」のパネルディスカッションなど、豊富なプログラムでデータセンターのエネルギー効率化の最新動向を紹介、解説します。開催概要は下記の通りです。

「第9回グリーン・グリッド・フォーラム」概要
日時:        2017年7月13日(木) 午後1時~8時(受付: 午後0時15分)
会場:          日本科学未来館 未来館ホール  (江東区青海2-3-6 アクセス)
対象:          グリーン・グリッド会員、グリーン・グリッド会員加入を検討される企業様、データセンターのエネルギー効率の改善を目指すグリーンIT関係者他
定員:          約300名
参加費:       無料(※お申し込みは定員になり次第終了します)
申込方法:    イベント専用サイトで登録