地球温暖化問題は、世界的規模での早急な対応が必要な最優先課題です。経済・社会的な活動と地球環境の間に調和をもたらすために、抜本的な技術革新が重大な役割を担っています。この認識に基づき、日本では長期的見地からの新技術開発のために、Cool Earth―エネルギー革新計画)が策定されています。GIPCは、ITとエレクトロニクス技術がこれら新技術の実現に大きく貢献できると信じています。また、IT及びエレクトロニクス技術によって高度な制御・管理が可能となり、それらがもたらす経済、ロジスティクス、管理上の大幅な効率改善が、すべての経済・社会活動における生産性・効率性を飛躍的に向上させ、環境負荷も大きく削減できると信じています。ITの導入があらゆる局面で進行するのに伴い、全世界の情報量は2025年までに現在の200倍になると予測されています。この情報爆発はIT装置の激増を意味しており、必然的にIT装置のエネルギー消費量が大きな問題として浮上してきます。日本政府は、環境保護と経済成長のバランスを維持するための手段として、「グリーンITイニシアティブ」を発足させました。GIPCは、このイニシアティブにおける具体的行動を促進する目的で、産官学連携による共同機関として2008年2月1日に設立されました。
グリーン・グリッドとGIPCの提携
GIPCとTGGは、データセンターのエネルギー効率に関連する多くの活動領域で連携し、指標の改善・開発、技術共有、効率指標の促進などを行っています。データセンターのエネルギー効率の測定・改善のためのプロセスおよびテクノロジに対する両団体の取り組みによって、エンドユーザーは当該産業(および地域)における効率改善のためのベストプラクティスを実践できます。このため、エネルギー効率プログラムを開発する行政機関にもメリットがもたらされています。